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DTC-57ES

SONY DTC-57ES リールモーター交換ほか

投稿日:2025年10月7日 更新日:

SONYのDATデッキ、DTC-57ESです。

10年ほど前に大修理されたということですが、最近は使用頻度が少なく、気付いたら故障していたようです。

現状ですが、テープをセットして再生を開始すると、一瞬音は出ますが、リールが回転しないためすぐに停止してしまいます。

カートリッジを取り出しましたが、巻き取りが悪いため、テープが格納されていません。

カバーを開けてメカを取り出します。

裏返して、基板とリールユニットを取り外します。

この機種にはいくつかのウィークポイントがあります。その一つは、この白黒ギヤを固定しているプラスチック製の留め具です。かろうじて留まっていますが、ひび割れして今にも脱落しそうな状態ですので、鋼製のEリングと置換します。

可動式のテープガイドの動きを点検すると、わずかに引っ掛かりを感じましたので、

キャプスタンモーターを取り外し、ガイドレールをヤスリで削って修正します。

リールユニットのギヤを脱着してグリスアップします。

リールも同様です。

トルク低下が見られるリールモーターを交換します。

カートリッジホルダーを取り外します。

標準装備のスポンジ製ヘッドクリーナーは既に消失していますが、スポンジが有るとヘッドを侵食しますので、これで問題はありません。不要となっているアームは撤去します。

ドラム表面が浸食されていないことを確認します。

ピンチローラーを交換します。

カートリッジ検出スイッチに接点復活剤を処置します。

ローディングベルトを交換します。

メカ後部に装備されているのはヘッドの信号を処理するRFアンプですが、これもウィークポイントです。

カバーを取り外します。電解コンデンサーの液漏れが確認できます。

6ケすべて撤去します。基板が傷んでいて半田付けができない箇所もあります。

リードタイプの電解コンデンサーを取り付け可能な場所に工夫して接続します。

元に戻して動作確認を行います。

モード別、入出力別の録再状況を確認し、修理完了です。

 

-DTC-57ES
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