SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-KA3ESの修理依頼をいただきました。
15年ほど前に故障したということです。
イジェクトが効きません。
カバーを開け、トレイのロックを手動で解除してリッドを取り外し、メカを取り出します。
分解を進めます。
ピンチローラーを交換します。
キャプスタンモーターユニットを分解します。
モーター基板面の電解コンデンサーを交換します。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
モーターユニットを切り離します。
メカの動作を担うベルトが加水分解で溶け切れています。
綺麗に除去清掃し、新しいベルトを仮掛けし、組み付け時にモータープーリーに掛け直します。
ロータリーエンコーダーを分解します。
汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
本体に戻して動作確認を行います。
ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が許容範囲内にあることを確認します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。





























