先日修理したGXC-325Dです。修理後は、テレビ台の前にスペースを空けて設置し、仕事中のBGM機として使用していましたが、突然不調になりました。このように、長年使用していなかった機器を修理して動かしたことをきっかけに、新たな故障が発生するのは決して珍しいことではありません。
再生開始直後は問題無いのですが、数分経過すると速度が不安定になります。一瞬ドロップしたり、少し遅くなったりといった感じです。
速度に問題がある場合の原因は、物理的なトラブルと電気的なトラブルのいずれかになります。
物理的な原因としては、モーターの故障やベルトの伸びのほか、ナカミチに多発するキャプスタンの抵抗増大などが挙げられますが、今回のケースは直感的に電気的なトラブルではないかと思い点検を進めることにしました。
この機器のキャプスタンモーターは、ACサーボモーターですので、回転を制御しているサーボコントロール回路を確認します。特段複雑なものはありませんが、完全に故障している場合と異なり、今回のように僅かな不具合の原因となっている箇所を特定することは困難です。ということで、壊れやすい部品から順番に交換を行うことにしました。まずは、電解コンデンサーとトランジスタを交換しましたが、状況は変わりませんでした。そうなると、一般的には可能性は低いのですが、フィルムコンデンサーが故障しているということになります。
修理後の写真ですが、サーボコントロール基板です。赤色のパーツが交換後のフィルムコンデンサーです。
無事復旧しました。隣は先日修理したTC-FX77ですが、こちらもメタルポジションでの録音に問題があることが判明しましたので、時間のあるときに修理しなければなりません。





