SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-KA7ESです。
YOUTUBEの動画を参考にDIY修理されたものの、うまくいかなかったということでバトンタッチをいただきました。SONYのメカの分解整備はいくつかの難所がありますので、簡単ではありません。
トレイが開きっぱなしで閉まりません。何か組み間違いがあるようです。
カバーと底板を取り外してメカを取り出します。
オートセレクタ用のスイッチカバーが外れています。カバーを固定するツメが折れたことが原因です。
分解を進めます。左側のピンチローラーは調整式になっていますが、この位置ではクロストークが発生します。
分解を進めます。
モーター基板面の電解コンデンサーを交換します。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
フロント部分を分解します。この辺りの組み方が間違っています。
シリコンゴム製のモードベルトに交換します。
オートセレクタ用のスイッチが変形していますので交換します。
接点を磨きます。
ロータリーエンコーダーを取り外した瞬間にバラバラになってしまいました。分解後の組み付け不良が原因です。
接点を清掃します。
ピンチローラーを交換します。
本体に組み込みましたが、なぜかトレイが開きません。
メカを取り外して点検すると、スプリングに掛け間違いがありましたので修正します。
正常に動作するようになりました。
ドルビーを切り替えると表示がチラチラします。
基板を取り出してスイッチに接点復活剤を処置します。
ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が適正であることを確認します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランスを調整します。
ヘッドの性能低下により、クロムやメタルポジションでのバイアスの掛かりが悪くなっていますが、使用には差し支えの無い程度です。
録音状況を確認し、修理完了です。







































