A&D製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、G-Z5300の修理依頼をいただきました。
8年ほど前から故障状態ということです。
再生NG、早送り巻き戻しOKという、この機種定番の故障です。
カバーとフロントパネルを取り外し、メカを取り出します。
テープ走行を安定させるためのバックテンションベルトが無くなっています。このままではテープを痛めますので、新しいベルトを取り付けます。
背面のモータープレートを取り外します。知恵の輪のように組み合わさっていますが、左右のプレートを広げてやると外れやすくなります。
ゴムベルトが加水分解して溶けています。
綺麗に除去清掃し、新しいベルトを取り付けます。
本体に戻して動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランスを調整します。
録音状態を確認し、修理完了です。




















