Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

DTC-790

SONY DTC-790

投稿日:2020年7月4日 更新日:

SONYのDATデッキ、DTC-790です。

数年前に巻き戻しができなくなり、しばらくの間、放置していたということです。

テープをセットすると、ローディングの音が聞こえますが、最後に聞こえるはずのソレノイドの「カチッ」という音が鳴らず、CAUTIONとなってしまいます。

カバーを開けます。中身はほとんどDTC-ZE700と同じです。ヘッドクリーナーもヘッドを痛めないプレートタイプになっています。

早速メカを降ろします。

SONYのDATデッキでは、DTC-55ES以降のトレイユニットは大きく2種類に分けられます。このDTC-790と同じく背の低いタイプは、パーツ同士の擦れる箇所の摩擦によりトレイ開閉に不具合が起こりますので、予防措置としてシリコングリスを施します。

メカの分解を進めます。最初に基板を取り外します。

続いてリールユニットを取り外します。

可動式テープガイドを駆動する白黒ギヤを固定している樹脂製留め具が割れています。白い側は既に紛失しています。

スチール製のEリングに置換します。

キャプスタンモーター、先ほどの白黒ギヤを駆動する白いプレートを取り外します。

摩擦を低減するため、可動部を分解し、グリスアップします。

リールユニットです。このギヤのシャフト部に塗られたグリスが乾いて動作不良の原因となりますので、分解清掃、再グリスを行います。

リールも回転が重くなっています。

ここもグリスが固まっていますので、清掃・再グリスを行います。

メカを組み立てて本体に組み付けます。動作良好です。

ヘッドホンVOLの接触不良により音量調整ができません。内部からVOL背面の隙間に接点復活剤を注入します。

モード別・入出力別の録音再生状態を点検し、修理完了です。

-DTC-790
-,

執筆者:

関連記事

SONY DTC-790

SONY製DATデッキ、DTC-790です。 再生は可能ということですが、 トレイを開いても、すぐに勝手に閉まってしまいます。 カバーを開けてメカを取り出します。 裏返してドライブ基板とリールユニット …

SONY DTC-790 電源スイッチ故障ほか

SONY製DATデッキ、DTC-790の修理依頼をいただきました。 少し前にフリマサイトで購入されたという機器ですが、使用後すぐに故障したようです。 テープをセットしましたが、CAUTION表示になっ …

SONY DTC-790

SONY製DATデッキ、DTC-790の修理依頼をいただきました。 先月末に入手されたという機器ですが、使用開始直後に故障したようです。 CAUTION表示のまま、操作を受け付けません。 カバーを開け …

SONY DTC-790

本日はSONY製DATデッキ、DTC-790の修理です。 1995年に発売が開始された普及価格帯のデッキですが、性能はもちろん、センターメカを採用しデザインも秀逸です。 トレイの開閉は問題ありませんが …

SONY DTC-790

SONY製DATデッキ、DTC-790です。 5年ほど前から調子が悪くなり、1年前に不動になったということです。 電源を入れるとCAUTIO表示となります。テープは閉じ込められたままです。 カバーを開 …

検索

2020年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM