Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

XK-009

EXCELIA XK-009

投稿日:2020年5月26日 更新日:

EXCELIA(AIWA)のXK-009の修理を行います。

現在でも非常に人気の高いモデルです。数年前にほかの修理店で修理したということですが、最近突然テープが取り出せなくなったということです。また、動作していた時は、カウンターの数字の切り替わりが遅かったということです。

テープがセットされていますが、イジェクトボタンを押してもトレイが開きません。

カバーを開けました。フライホイールが回転しないと思ったら、モーターのプーリーのところでベルトがスリップしていました。このメカはフライホイールの回転を利用して内部のカムを動作させますので、ベルト劣化には要注意です。

メカを取り出すためには、A・M・T・S (Anti Modulation Tape Stabilizer) を作動させるソレノイドを脱着しなければなりません。

指でフライホイールを回すとメカのモードが切り替わり、トレイが開けられます。

ヘッドの配線は基板に直接半田付けされています。AIWAの拘りですね。このままで作業を行います。

キャプスタンモーターを取り外します。ベルトは外径80mmと73mmです。

リールモーターを固定しているビスを緩め、モーターを取り外します。

フライホイール、プレートを取り外します。

カウンターの不良は、この基板に不具合がありますので、基板ごと交換します。

早送り、巻き戻し用のアイドラーが見えます。なぜか、通常は使用することのないOリングが使用されていましたが、もちろん交換します。14mm*10mm*2mmです。

ついでにメカ内部のリーフスイッチ2ケの清掃を行います。

一旦組み立てて動作テストを行います。カウンターの不良は治りましたが異音がします。

右側リールにモーターの動力を伝達しているアイドラーがスリップしています。

ここもOリングが使用されています。これが異音の原因です。サイズは先ほどと同じです。

異音は無くなりました。

メカを本体に戻しました。動作テストOKです。

315Hzのテープを再生してテープ速度の点検を行います。右写真は調整後です。

ヘッドアジマスの調整を行います。

バイアス調整を行い、入出力レベルの調整を行います。

聴感テストを行い、

修理完了です。

-XK-009
-,

執筆者:

関連記事

EXCELIA XK-009 キャプスタンベルト交換

AIWA製EXCELIA XK-009です。 2年前に当店で再生用アイドラーゴムを交換した機体ですが、テープを取り出すことができなくなったということです。 カバーを開けて点検します。キャプスタンベルト …

EXCELIA XK-009

AIWA製EXCELIA XK-009です。 2年ほど前に他店で修理されたものの、動作不良になってしまったということです。 テイクアップリールが回転しないため、再生はすぐに停止します。 早送り巻き戻し …

EXCELIA XK-009 回転センサー回路の不具合

少し前に当店で修理したXK-009ですが、「寒いときにテープ走行が停止するなど動作不良になる。ただし、温まると正常に戻る。」というご連絡をいただきました。 これまで同様の経験はしたことはありませんが、 …

EXCELIA XK-009

AIWA製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、EXCELIA XK-009です。 年に数回は使用していたということですが、再生ができなくなったため、今回の修理に至りました。 イジェクトボタンを …

EXCELIA XK-009

これまで何度かお取引いただいた方から、新たな機器修理のご依頼です。 EXCELIAのXK-009です。 早送り巻き戻しはOKですが、再生はリールが回りません。 そのため、カセットを取り出すと写真のよう …

検索

2020年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM