Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

T-W05SR

PIONEER T-W05SR 回転ヘッドギヤ破損(その1)

投稿日:

今日は、PIONEERのオートリバースダブルカセットデッキ、T-W05SRです。

当店では、一部の機種を除き、ダブルカセットデッキの取り扱いは行っておりません。なぜなら、コストダウンのためにプラスチックパーツが多用されていて、それが劣化破損することにより修理不可となるケースが多いからです。

しかし今回は、「テープスピード及びアジマス調整」とのご依頼でしたので、機器をお送りいただきました。

カバーを開けて調整の準備を行います。まずは、ヘッドとピンチローラーのクリーニングを行います。

デッキAの「TIME/COUNT」「RESET」、デッキBの「PAUSE」ボタンを同時に押すと、テストモードになりますので、これでトレイ蓋を開けたまま再生状態にすることができ、ピンチローラーのクリーニングがしやすくなります。

デッキAのクリーニングを終え、続いてデッキB、というところで異変が起きました。

フォワードからリバースにしたところ、ヘッドが斜めに停止します。なぜでしょうか?

メカ背面のビス4本を緩めてメカを取り出します。

回転ヘッドの駆動部分を点検したところ、ギヤが破損していました。これは補修不可能です。

修理を行うとなると、ジャンク機を入手してメカ丸ごとまたはヘッドを移植しなければなりません。早速オーナー様に修理の継続、または中止について確認するためメールをお送りしたところ、修理を継続したいと回答をいただきましたので、ジャンク機を手配します。

(つづく)

-T-W05SR
-,

執筆者:

関連記事

PIONEER T-W05SR 回転ヘッドギヤ破損(その2)

今日は、PIONEERのオートリバースダブルカセットデッキ、T-W05SRの続きです。前回の記事は以下ご覧ください。 PIONEER T-W05SR 回転ヘッドギヤ破損(その1) テープ速度とアジマス …

検索

2021年1月
« 12月   2月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(留守電専用です。トラブル防止のため、当店へのご連絡は記録が残るEメールをご利用ください)
E-mail:audiolife2017@gmail.com

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM