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XK-S9000

AIWA XK-S9000

投稿日:2021年5月19日 更新日:

AIWAの高級カセットデッキXK-S9000の修理依頼をいただきました。

現在も非常に人気が高く、最も入手しにくいカセットデッキのうちの1台です。

イジェクトボタンを押すと、モーターの音が延々と響きますが、リッドはピクリとも動きません。

カバーを開けます。

メカ下部にあるAMTSの黄色いギヤを回してやるとトレイが開きます。

メカのカバーを取り外し、メイン基板に接続されているコネクタを切り離します。

基板裏側に直付けされているヘッドのケーブルも切り離す必要があります。

メカを取り出しました。

メカ底面に溶けたベルトが貼り付いていました。

まずはカセットホルダーを取り外す必要がありますので、ホルダーからの配線を切り離します。

ホルダーを固定しているビスや開閉用のパーツを取り外し、ホルダーを切り離します。

リールベルトが溶けています。

底部のメカを切り離します。

ここのベルトも溶けています。

清掃します。

新しいベルト(内径36mm*1.5mm)を掛けて組み付けます。カムの組み合わせに少しコツが必要です。

背面のプレートを取り外します。ベルトが溶けています。

フライホイールを取り外します。貼り付いたベルトは、洗面所に持って行ってオレンジクリーナーで除去します。

キャプスタンのシャフトにグリスを塗布し、新しいベルトを掛けて組み立てます。

続いて前面です。

再生用のアイドラーゴムを交換します。

支障となるパーツを分解し、ゴムリングを交換します。

早送り巻き戻し用のアイドラーゴムを交換します。

新しいリールベルトを取り付けます。

ヘッド周りを清掃します。

カセットホルダーを組み付けます。AMTSのギヤを回して開閉が正常に操作するか確認します。

本体に組み込み動作テストです。

音出しOKです。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し速度の点検を行います。

調整します。

ヘッドアジマスの調整を行います。

録再バランス調整を行います。

テープポジションの異なる数種類のテープで録音再生状況を確認し、完成です。

-XK-S9000
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