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TC-K222ESG

SONY TC-K222ESG

投稿日:2023年7月11日 更新日:

3SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-K222ESGです。

イジェクトボタンを押してもモーター音が鳴るのみで、リッドが開きません。

この機種を取り扱うのは3年ぶりです。「電源・コントロール基板」と「オーディオ基板」が仕切られています。後継機では基板が一枚にまとめられていますので、カバーを開けたときに非常に新鮮な感じがしました。

指でトレイのロックを解除すると、少し開きますので、リッドを取り外すことができます。

メカを取り出しました。

調整式になっている左側のピンチローラーアームの位置を測定します。過大値を示しましたので。シャフト抜けが生じています。

ピンチローラー、アイドラーを取り外し、キャプスタンモーターユニットを切り離します。

先ほど抜け出しが生じていたのはこのシャフトです。

引っ張ると簡単に抜けてしまいましたので、抜け防止処置を施して、製造時の位置にまで圧入します。

モーターユニットを分解します。基板上の電解コンデンサーは、外見上は異状なしに見えますが、

消耗品ですので交換します。

新しいベルトを掛けて組み立てます。

メカフロント部を分解します。

ベルトが溶けてプーリーに絡みついています。

オレンジクリーナーで清掃します。

新しいベルトを仮掛けし、組み立て時にモータープーリーに掛け直します。

ロータリーエンコーダーを分解します。

汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。

オートセレクタ用のスイッチ接点を磨きます。

ピンチローラーは弾力がありますので、表面を専用クリーナーで清掃し再利用します。

本体に戻して動作確認を行います。

ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。

ヘッドアジマスの調整を行います。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し速度の点検を行います。許容範囲内です。

バイアスキャリブレーション後に録再バランス調整を行います。

テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。

-TC-K222ESG
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