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V-5000

TEAC V-5000 ケーブルの挟み込みによるショート

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TEAC製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、V-5000です。

DIYでベルト交換したものの、誤作動するようになったということです。

なぜかメーターが少し振れています。

トレイリッドも少ししか開きません。

カバーを開けました。

電源部のトランジスタが相当加熱しています。上から覗き込んだだけで熱波を感じますので、ただ事ではありません。

メカを降ろします。トレイが開ききらなかった原因は、ヘッドが下がり切っていないためでしたので、コントロールモーターに電圧を印加して回転させ、ヘッドを下げてやります。

状況から、組み付け不良によるショートが疑われますので、点検を進めます。1時間ほどあれこれと調べると、キャプスタンモーターのプラス端子がメカ本体(電源のマイナスと直結しています)とショートしていることが確認されました。一体どこでしょうか?

わかりました。キャプスタンモータープレートとメカ本体の間に、オレンジ色のモーターのプラス線が挟まっていました。おそらく、ベルト交換後の組み付け時に挟んでしまったものと考えられます。右写真は処置後です。

バックテンションベルトに異状が無いことを確認します。

コントロールモーターユニットのスイッチ接点を磨きます。

本体に戻して動作確認を行います。正常に動作しましたが、12Vラインがショートして、よく電源が壊れなかったものだと感心しました。ただし、明らかに再生音が籠っています。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度の調整を行います。

ヘッドアジマスの調整を行います。大幅な狂いがありましたので、音の籠りはこれが原因です。

バイアスキャリブレーション後に録再バランス調整を確認します。

録音状況を確認し、修理完了です。

 

 

 

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