SONYのTC-KA7ESです。
音の籠りを感じるということで、今回はアジマス調整のご依頼です。また、再生し始めに「グシャグシャ」という音がテープから発生するということですので、テープパス調整またはピンチローラー交換が必要です。
ひとまず再生自体はOKです。
4種類の異なる周波数の信号が記録されたテープを再生します。高域が減衰しています。
ヘッドのアジマスを調整します。狂いは僅かです。
周波数特性も僅かに改善が見られました。
録音のテストを行います。バイアスキャリブレーションを行い、
4種類の信号をインプットします。
それを録音して再生モニターします。やはり高域が減衰しています。ヘッドの性能低下が疑われますが、そうであれば対応はできません。
カバーを開けてメカを取り出します。
ピンチローラーアームを取り外します。ゴムローラーの劣化が見られます。
同サイズの代替品と交換し、元通り組み付けます。
テープパス調整を行います。
先ほどと同じ録再テストを行ったところ、周波数特性が大幅に改善されました。ピンチローラーが劣化してテープ走行やヘッドタッチが不安定になっていたことが原因だったようです。
録再バランス調整を行います。
聴感でのテストを行い、修理完了です。




















