何度かお取引きいただいている方から、新たなご依頼をいただきました。
前オーナーが整備された機器を最近入手されたという、KENWOODのKX-1100Gです。「音の籠り」「速度が遅い」「トレイ開閉に不具合有り」といった症状を抱えています。
トレイが何かに引っ掛かってスムーズに開閉できません。分解組立時に何か問題があったと考えられます。
315Hz、1000Hz、10000Hz、12500Hzの信号が記録されたテープを再生します。左右CHとも10000Hz以上の出力が大幅に減衰しています。
まずはヘッドアジマスを調整します。しかし、大幅な改善は見られませんでした。
少し気になったので、研磨剤を用いてヘッドを磨きます。
完全ではありませんが、大幅な改善が見られました。
続いて315Hzの信号が記録されているテープを再生して速度を測定します。3%遅くなっていますので、聴感で気がつくレベルです。
調整を行います。
トレイ開閉の不具合を修正します。
開けてビックリ、ダンパー周りの組み間違いが見られます。また、ダンパーのバーが歪んでいます。
抜け止めも破損していましたので、小さなビスを埋め込み、正規な状態に組み直します。
正常に開閉することを確認します。
以上、修理完了です。




















