ヤマハのオートリバースカセットデッキ、K-750aです。今回は修理記録ではありません。
ネット通販で、ジャンク品を1台3000円で2台購入しました。
ドルビーB・Cのほか、dbxも装備しています。
変わったところでは、スピーカーを直接接続できるよう、アンプが内蔵され、端子が背面に取り付けられています。
大きな問題は見られませんでしたので、簡単にメンテナンスを終え、正常に作動するようになりました。
ここからが本題です。この機種には、Sankyo製のリバースメカが採用されています。
そして、リールモーターは、ナカミチやケンウッドの一部機種に採用されているSankyoメカと同じものが取り付けられています。
このモーターは、内部接点の接触不良が起きやすく、そのため、回転数が低速になる再生中に勝手に停止するといった症状が起こることがあります。その対処法としては、代替モーターとの交換のほか、モーターをOHするという、二通りの方法があります。
問題は、後者のOHです。内部接点のメンテナンスが確実に行われたことを実際に動作させて確認しなければなりませんが、無負荷状態では2000rpm以上の回転数のところ、再生時の回転数というのは、100rpm前後と非常に低速になっているため、同じ環境でテストを行わなければなりません。そのため、実際にメカにモーターを組み込んで行うことが最善策ということになりますが、ナカミチ等のSankyoメカのリールモーター交換は、非常に煩雑で時間が掛かります。
万一、OHに不備があった場合は、再度メカを降ろして分解して交換ということになりますので、2度手間3度手間になりかねませんし、実際に2度手間になったことも何度か経験しています。
ところが、このK-750aのメカに関しては、メカ本体は降ろさずに、リール斜め上のビス2本を緩めるだけでモーターを簡単に脱着することができます。アイドラーの交換も含め、時間にして1・2分です。
以上から、この機器は、モーターOH後のテスト専用機としてこの機器が活用できるということです。1日ほどこの機器でモーターのテストを行った後に、修理が必要な機器に移植することで、再修理のリスクを避けることができます。
配線もクリップ式にしてありますので簡単交換できます。
非常に良い買い物をしました。これで安心してモーターのOHを行うことができます。










