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オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

DR-F2

DENON DR-F2

投稿日:2025年3月2日 更新日:

DENON製3ヘッドシングルキャプスタンカセットデッキ、DR-F2です。

再生が途中停止するということです。

最初は正常に動作していましたが、突然「ガチャン」といって止まってしまいました。最初はカウンターベルトのスリップを疑いましたが、

カバーを開けてメカの様子を観察していると、リールモーターの回転が停止してしまうということがわかりました。モーター内部接点の接触不良が原因です。また、写真ではわかりにくいかもしれませんが、アイドラーゴムが摩耗変形しています。そのため、早送り巻き戻しでは振動と異音が発生します。

VOL類にガリが見られますので、内部から接点復活剤を処置します。

フロントパネルを取り外して、メカを取り出します。

化粧パネルを取り外します。

背面から分解していきます。基板、ダンパーユニット、モータープレート、フライホイールの順に取り外していきます。

ようやくリールユニットに到達しました。

ゴムパーツが加水分解で柔らかくなって変形しています。

ゴムリングを交換します。元々は断面がT字のリングですが、入手できませんので通常のタイプで代用します。

アイドラーゴムも交換します。酷い状態です。

モーターシャフトに付着したゴムカスを除去清掃します。

スッキリしました。

故障しているモーターを分解します。

整流子とブラシを磨きます。

慣らし運転を行います。

元通り組み立てて、動作確認を行います。初めて扱うメカでしたので、2度ほど手戻りがありました。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を合わせます。

しかし、少し放置しておくと、数分の間に、これほど変動することがわかりました。下は310Hzを下回ることもあります。音楽のテープの再生を行うと、突然音程が変わるのが明らかにわかります。オーナー様にその旨お知らせし、キャプスタンモーターの交換を行うこととなりました。

再度メカを降ろします。もうこのメカの脱着と分解はお手の物です。

これがキャプスタンモーターです。ナカミチの480辺りにも似たようなモーターが使用されています。

マブチ製(長期保管未使用)の代替モーターと交換します。2400rpm/12V・反時計回りです。取り付けピッチもまったく同じです。大きさがかなり違って大丈夫か?と思う方がいらっしゃるかと思いますが、それは後ほど。

モーターの上に基板が被さりますので、速度の調整孔の位置に注意が必要です。

取り付けました。調整孔は何とかいけそうです。

動作確認を行います。速度も調整します。速度が安定すると音質もクリアになります。

取り外したモーターを分解しました。中には一回り小さなモーターが入っています。

ヘッドアジマスを点検します。ジャストでした。

録再バランス調整を行います。

録音テストを行い、修理完了です。

 

 

 

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