AKAI製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、GX-73の修理依頼をいただきました。
10年ほど前には動作していたということです。
電源をONにすると、トレイが勝手に開きます。
カバーとフロントパネル、コントロール基板を取り外してメカを取り出します。
カセットホルダーと化粧パネルを取り外します。
ホルダー側面に内蔵されている、カセットを押さえ付けるためのバネが変形していましたので、加熱修正します。
ピンチローラーアームが固着していて、持ち上げると元に戻ることができません。
ヘッド周りの可動パーツを分解します。
こういった製造時に塗られたグリスを拭き取って、再グリスします。
硬化しているピンチローラーを交換します。
リールとアイドラーを取り外します。
アイドラーゴムを交換します。
ゴムリングが接する面を清掃します。
背面のモーター基板を取り外します。
ベルトの当たり面を清掃します。
カムモーターユニットのベルトを交換します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
本体に組み込んで動作確認を行います。
ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度の調整を行います。
ヘッドアジマスの調整を行います。
録再バランス調整を行います。
聴感での録再テストを行い、修理完了です。




































