少し前に当店でタスカムのデッキを修理された方から、今度は、122MKⅡを2台、ご依頼をいただきました。
まずは1台目です。
モーターが高速回転する音が聞こえます。
カバーを開けます。コントロールモーターユニットのベルトが無くなっています。
メカを降ろしました。
この機種には、底面に50Hz/60Hzの切り替えスイッチがあります。
ACモーターが使用されていた時代は、このように東日本と西日本で何らかの処置が必要なことがありましたが、この機種のモーター自体はDCモーターですので、切り替えても動作には影響はありません。ただし、天板に写真のような注意書きがあり、その地域に合った周波数にセットしないと、カウンター表示に狂いが出るようです。
背面の基板を取り外します。
キャプスタンモーターは今まで見たものと異なりますので、他機種用と換装されているようです。そのためか、ケーブルが一度切断されて再接続されています。
コントロールモーターを取り外します。組み付け時は黒いカムギヤとの組み合わせに注意が必要です。
リールモーターユニットを取り出しました。アイドラーゴムが切れています。
2ケとも交換します。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
メカを元に戻して動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
再生ヘッドのアジマスの調整を行います。
録音ヘッドのアジマスの調整を行います。
録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。



























