このところ、タスカムの修理が続きます。今回は、2ヘッドシングルキャプスタンカセットデッキ、112MKⅡです。
6年ほど前に当店で整備した機体ですが、
再生不可になってしまいました。ただし、早送り巻き戻しは快調です。
カバーを開けて点検を行います。キャプスタンモーターのプーリーのところでベルトがスリップしています。
早速メカを降ろします。
加水分解でベルトが伸びています。前回の修理記録を確認すると、そのときは、ベルトは健常でしたので交換は行いませんでしたが、年月の経過により劣化が進行したようです。
モーター王レートを取り外し、ベルトを交換します。折長100mmです。
元通り組み付けて動作確認を行います。
ベルト交換後は速度調整は必須です。10分ほど暖機運転を行い作業を進めます。テンションが強まったことにより2%ほど遅くなっています。
向かって左側面の半固定抵抗(上:下はピッチコントロール用)を回し、速度を調整します。
ピッチコントロールをONにし、ツマミはセンター位置で先ほどと同様調整します。
バランスや録音状況を確認し、
修理完了です。




















