AIWAのフラッグシップモデル、XK-S9000です。
5年ほど前に一度、当店で修理し、その後他店でも3年前に修理されたという機体です。
イジェクトが効きません。
カバーを開けました。フラットケーブルにバイパス線が増設されていますが、これは見覚えがありませんでしたので、オーナー様にお聞きしたところ、他店で修理したときに処置されたものであることがわかりました。
メカ上部のプレートを固定しているビスがすべてありませんが、何か事情があったのでしょうか?
AMTSのカムギヤを手動で回してトレイを開け、リッドを取り外します。
カムギヤのベルト(バンコード)が接合部で断裂してしまいました。これは3年前に交換されたものですが、接合不良があったようです。
ヘッドの配線にコンデンサーが追加されています。これも他店での処置ですが、こういった特殊な改造系は、当店ではアンタッチャブルです。
メカを引き上げてカセットホルダーを取り外します。
AMTSユニットを切り離します。
カムギヤ等を取り外します。
新しいベルトを取り付けます。今回は特注したフッ素ゴム製です。
早送り巻き戻し用のアイドラーゴムを交換します。
再生用のアイドラーゴムを交換します。
リールにグリスアップします。
リールベルトを交換します。
ヘッド周りを清掃します。
キャプスタンベルトを交換します。
本体に戻して動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。































