Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

TC-KA5ES

SONY TC-KA5ES テープ損傷

投稿日:2025年8月1日 更新日:

SONYのTC-KA5ESです。

テープを痛めることがあるようです。

動作は可能な状態です。

ヘッドホンVOLにガリが見られますので接点復活剤を処置します。お話にあったRECVOLは問題ありませんでした。

左側のピンチローラーがかなり劣化しています。

 

カバーを開けてメカを取り出します。

ピンチローラーを交換します。

分解を進めます。

このキャプスタンベルトは、伸びやすいタイプのものです。この頃の機器には、低価格機器の低品質パーツが混入していることがあります。製造工場で何か事情があったと推察されます。

モーター基板の電解コンデンサーを交換します。

新しいベルトを掛けて組み立てます。

フロント部分を分解します。

ゴムベルト表面い油分が浸み出しています。新しいベルトに交換します。

ロータリーエンコーダーを分解します。

汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。

オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。

本体に戻して動作確認を行います。

消磁、テープパス点検を行います。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を点検します。やや低くなっていますが、使用上差し支えの無い状態です。

ヘッドアジマスの調整を行います。

メタル・クロムポジションでキャリブレーションが適正な状態に合わすことができません。これは少し前のTC-KA7ESと同じで、ヘッドの性能低下が原因ですので、詳細な説明は割愛します。

録再バランス調整はノーマルポジションで行います。

テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。

 

-TC-KA5ES
-,

執筆者:

関連記事

SONY TC-KA5ES

SONYの3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-KA5ESの修理依頼をいただきました。 中古購入後しばらくして、ベルト劣化により不動となったということです。オーナー様お住いの地域の専門店で …

SONY ESG以降のモードベルト交換

SONYのESシリーズのカセットデッキは、ESG以降のメカはほぼ同一(細部が若干仕様変更されています)です。 そして、このメカの最大の弱点は、例に漏れず「ベルト劣化」です。加水分解により弾力が失われ、 …

SONY TC-KA5ES モードベルト交換

SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-KA5ESの修理依頼をいただきました。 今回は、モードベルトの交換のみ行います。 電源を入れると、モーター音が鳴りだしますが、5秒ほどで停止 …

SONY製ESデッキのピンチローラークリーニング法(ESL以降モデル)

SONYのESシリーズのカセットデッキにおいて、ピンチローラーのクリーニングを安易に行う方法は、以前以下のとおり記事にしました。 SONY製ESデッキのピンチローラークリーニング法 SONY製ESデッ …

SONY TC-KA5ES キャプスタンモーター交換

今日はSONYのTC-KA5ESの修理を行います。 故障してから10年ほど経過したということです。 テープが閉じ込められていますが、操作を受け付けません。 カバーを開けます。これまでのESシリーズとは …

検索

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM