XK-009の2台目です。
こちらもアイドラーゴムがスリップしてテープ走行が困難な状態です。なお、1台目との再生等レベルの差異があるということでしたので、それも併せて点検調整します。
カバーを開けてメカを取り出します。
こちらは掛け間違いはありません。
ホルダーを切り離し、リールを分解してグリスアップします。
背面を分解していきます。
早送り巻き戻し用のアイドラーユニットが現れますので、脱着してゴムリングを交換します。
内部のスイッチ接点を磨きます。写真は撮り忘れましたが、キャプスタンベルトを交換して組み立てます。
再生専用のアイドラーユニットのゴムリングを交換します。
リールベルトを交換し、ヘッド周りの清掃を行います。
本体に組み込んで動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度の調整を行います。
キャリブレーション後の録再バランス調整を行います。
録再テストを行います。ここまでは順調でしたが、
この機器で録音したテープを1台目で再生するとレベルが低く再生されます。試しに1台目で録音したテープをこの機器で再生すると同様にレベルが低く再生されます。どちらかの機器が問題を抱えているようです。
珍しい状況ですので、不思議に思いましたが、最初にこの機器の再生レベルを測定したときに、規定値の15%ほど高く設定されていることを思い出しました。
そこで、私が所有するXK-009を用いて、先ほどと同様、1台目と2台目の録音再生レベルテストを行ったところ、この2台目に問題があることが判明しました。
再生中にヘッド周りに触れるとレベルがアップしますので、ヘッドタッチに問題があることが疑われますが、考えられるのは、ヘッドの傾きや摩耗です。摩耗の可能性は低いので、傾きを調整しようと思いましたが、この機種にはそれを調整する箇所がありませんので、これ以上はお手上げです。
以上、オーナー様にお知らせし、この機器は再生専用機として使用することを前提として、再生レベルを1台目と合わせ、今回はこれで修理終了となりました。






























