SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-K222ESAの修理依頼をいただきました。
4年ほど前から故障状態ということです。
モーター音は鳴りますが、イジェクトできません。
カバーを開けてメカを取り出します。
フロント部分から分解を進めます。
ピンチローラーは弾力がありますので、専用クリーナーで清掃して再利用します。
キャプスタンモーターユニットを分解します。
基板面の電解コンデンサーを交換します。
新しいベルトを掛けて組み付けます。
フロント部分のモーターユニットを取り外します。
ベルトが溶けてプーリーに付着していますので、綺麗に清掃します。
新しいベルトを仮掛けします。
ロータリーエンコーダーを分解します。
処置後の写真撮影を失念しましたが、汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
本体に戻して動作確認を行います。
この機種と222ESLには、基板に必ず点検しなければならない箇所があります。指差ししているのは、銅板のアースラインです。
その銅板の半田部にクラックが入っていますので、再半田します。
基板を元に戻して点検調整に移ります。ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度が許容範囲内にあることを確認します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。


































