SONY製DATデッキ、DTC-59ESの修理依頼をいただきました。
12年ほど使用しない間に故障したようです。
ホルダーのビスが脱落していましたので、手持ちのビスを取り付けます。
とりあえず動作しましたが、リールの回転がギクシャクしています。
メカを降ろします。
ドライブボードとリールユニットを取り外します。
白黒ギヤを固定している樹脂製留め具がひび割れて、今にも脱落しそうですので、鋼製のEリングと置換します。
可動式のテープガイドに引っ掛かりがないことを確認します。
回転パーツを脱着してグリスアップします。
ホルダーを取り外します。
標準装備のスポンジ製ヘッドクリーナーは、変質して金属部分を侵しますので撤去します。
案の定、スポンジが長期間触れていた回転ヘッド表面が侵されてザラザラになっています。このままではテープを痛めますので研磨します。
硬化しているピンチローラーを交換します。
カートリッジ検出スイッチに接点復活剤を処置します。
ホルダーの可動部にグリスアップします。
本体に戻して動作確認を行います。正常に動作し、音も出ましたが、
念のため、ヘッドの信号を処理するRFアンプの点検を行います。
液漏れは見られませんが、電解コンデンサーの端子に曇りが見られます。
取り外したところ、液漏れが確認されましたので、アルコールで拭き取って、
リード型の電解コンデンサーを取り付けます。
ヘッドホンVOLのガリには、接点復活剤を処置します。
モード別、入出力別の録再状況を確認し、修理完了です。

































