以前当店で整備したCR-40ですが、新たなトラブルに見舞われたようです。
再生速度が低下するということです。
しかし、当店でのテストでは正常でしたので、
念のため、お使いのテープをお送りいただきました。
正常に再生されましたので、テープに問題は無いようです。しかし、電源ONの状態で1~2時間ほど放置した後に再チャレンジしたところ、不具合が再現されました。かなりの低速再生です。
時間の経過により不具合が発生するということは、温度変化と関係があるのでしょうか?そうであれば、キャプスタン周りのオイル切れが疑われます。
カバーを開けてメカを取り出します。
キャプスタンモーター基板、フライホイールを取り外します。
極細の綿棒にアルコールを浸み込ませ、
キャプスタンを支えるスリーブ内面を清掃します。スリーブは、左右前後にひとつずつ取り付けられていますので、背面と正面から清掃を行います。
キャプスタンを清掃し、グリスを処置します。
速度不良が起こる前には操作不能になったことがあるということでしたが、当店では症状は再現されませんでした。念のためコントロールモーターユニットの接点を清掃します。
熱の影響も考慮し、カバーを付けた状態で長時間動作テストを行います。3日ほど経過しましたが、不具合は再発しませんでしたので、修理完了と判断します。















