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オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

D-9601

PIONEER D-9601

投稿日:2025年4月18日 更新日:

本ブログ初登場のDATデッキ、パイオニア D-9601です。

外観は、同社のD-07に類似していますが、業務用に開発された機器です。ご覧のとおり、リッドが開きっぱなしです。

イジェクトボタンを押しましたが、トレイが引っ掛かって出てきません。それ以外には、「DATテープ入れても認識してくれない時がある」「DATテープ再生中にノイズが出たので、再生を止めたところ、テープに折られたような傷が入っていた」という不具合があるということです。

リッドの化粧パネルが浮いているため、フロントパネルと干渉していますので、接着補修します。

カバーを開けてメカを取り出します。メカ部分はD-07と共通ですが、基板はまったく異なります。

まずは、このロータリーエンコーダーのメンテナンスを行います。

本体から取り外し、分解します。

汚れた接点を清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。

インストレーションユニットを取り外します。

ヘッドの信号を処理するRFユニットの電解コンデンサーを交換します。

メカを裏返したところです。

サービスマニュアルによると、テープダメージが発生するときは、バックテンショントルクを弱くする必要があります。

バネを掛ける位置を変更します。

ピンチローラーを脱着し、表面を軽く研磨して専用クリーナーで清掃します。

指先にあるのは、カートリッジ検出スイッチです。接点復活剤を処置します。

普段あまり出番の無いモーターを空転させ、内部接点のリフレッシュを図ります。

こちらも同様です。

ローディングベルトを交換します。

機器内部からリッドの裏側を見たところです。

リッドとフロントパネルが干渉し、無理な力が加わったため、ギヤの噛み合わせ部が外れてしまっていますので修正します。

スムーズに開閉するようになりました。

手持ちのテープを再生します。

ダメージを受けたテープもお送りいただきましたので、問題なく再生できることを確認します。

モード別、入出力別の録再状況を確認します。

VOLにガリが発生していますので接点復活剤を処置します

以上、修理完了です。

 

-D-9601
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