SONY製3ヘッドシングルキャプスタンカセットデッキ、TC-K700Sの修理依頼をいただきました。
20年ほど前から故障状態とのことです。
テープをセットすると、10秒ほど「カチカチ・・・・」という音が鳴り続けました。
再生ボタンを押しましたが、ヘッドが延々と上下動を繰り返します。
早送り巻き戻しはOKです。
カバーを開けてメカを取り出します。
カセットホルダーと化粧パネルを取り外します。
劣化しているピンチローラーを交換します。
モータープレートを取り外します。加水分解によりベルトが伸びています。
モーターユニットを取り外します。
ベルトが掛けられるプーリーを清掃し、新しいベルトを仮掛けします。
ロータリーエンコーダーを分解します。
汚れた接点を研磨清掃し、スライド接点専用グリスを処置します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
新しいベルトを取り付けて組み立てます。
本体に戻して動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を合わせます。
ヘッドアジマスの調整を行います。
キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。
録音再生テストを行い、修理完了です。

































