AKAIのGX-73の修理依頼をいただきました。
十数年前から故障状態とのことです。
事前のお話にはありませんでしたが、ディスプレイが点いたり消えたりします。
カバーを開けます。
少し前に修理したGX-93と同じく、電源ラインのトランジスタ放熱板を固定している接着剤が、すぐ後ろのダイオードにまで塗られていました。
固まった接着剤を除去し、パーツの端子部を再半田します。
不具合は解消されました。
メカを取り出して分解を進めます。
カセットホルダー両脇にはテープを押さえるためのバネが内蔵されていますが、長年の使用により圧縮変形しています。
バネを脱着して加熱整形します。
ヘッド周りの可動部が固着気味で、持ち上げると自然に元に戻ることができません。
ピンチローラーを交換します。
ヘッド周りの可動パーツを分解します。古いグリスが固まりかけていますので、除去清掃し再グリスします。
リールとアイドラーを取り外します。
外れかけているバックテンションパッドを張り替えます。
アイドラーゴムを交換します。
ゴムリングの当たり面を清掃します。
背面のモーター基板を取り外します。
ゴムベルトの当たり面にゴムカスが付着していますので研磨清掃します。
カムモーターユニットのベルトを交換します。
オートセレクタ用スイッチ接点を磨きます。
新しいベルトを掛けて組み立てます。
動作確認を行います。
ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
ヘッドアジマスの調整を行います。
録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。











































