Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

TC-K222ESL

SONY TC-K222ESL ピンチローラー&基板不良

投稿日:2018年3月7日 更新日:

TC-K222ESLのメカの修理を終え、動作確認しているときにあることに気づきました。テープ走行に合わせ左側のピンチローラーが上下しています。そして、触ると簡単に空転してしまいます。

ピンチローラーが変形しているのでしょうか?早速メカを取り出してアームごと取り出してみると、ピンチローラーのゴムがぐらぐらしています。

TC-K222ESLのピンチローラーは、このように、プラスチック製の芯とゴム部分で構成されているのですが、芯とゴムとの間に隙間ができてしまったのが原因です。元々は接着剤でも充填されていたのでしょうか?正常なものを分解したことがないのでわかりませんが、いずれにしても再利用はできませんので、スペアパーツと交換しました。

これでやっとメカの修理が完了したので、次は録再テストです。ところが、バイアスキャリブレーションを作動させたところ、メーターが安定しません。テープにむらがあるときも多少のレベル変動はありますが、それどころではなく、ゼロになったり振り切ったりします。また、他の表示もチラチラしています。

(写真は修理後のものです。)これまで経験したことのない症状ですが、基板を触るとメーターが反応します。接触不良でしょうか?まずは基板を本体から取り出しました。

半田クラックが起こりそうなところを点検します。・・・ありました。

ピンぼけになってしまいましたが、基板の補強兼アースラインとなっている銅板の半田箇所にクラックが見つかりました。経年劣化により基盤の収縮が起きて応力が加わったのでしょうか、半田固定箇所ほぼすべてにクラックがありました。

今回のピンチローラー劣化と基板の半田クラックは、今後、すべての機体に発生するおそれがあります。同型機をお持ちの方はご遠慮なく当店までご相談ください。

-TC-K222ESL
-, ,

執筆者:

関連記事

SONY TC-K222ESL リモコン受光部不良

先日ピンチローラーの交換を行ったTC-K222ESLですが、テープエンドまで再生し停止状態になったまま放置していると、「カシャ」「カシャ」と小さな音が聞こえてきました。 ??さっきテープが停止したはず …

SONY TC-K222ESL

SONY製3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-K222ESLの修理依頼をいただきました。 10数年使用できない状態だったということです。 トレイリッドが開きません。 カバーを開けてメカを …

SONY TC-K222ESL

TC-K222ESLのウィークポイントのひとつに「キャプスタンモーター基板の実装型電解コンデンサーの劣化」があります。 液漏れにより故障しますので修理の際には必ず交換が必要です。ところが、今回もいつも …

SONY TC-K222ESL テープ損傷、回転センサー故障ほか

SONYの3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、TC-K222ESLの修理依頼をいただきました。 つい最近、中古動作品として購入されたそうですが、テープを痛めるということです。 原因は限定的です …

読者からのメール(TC-K222ESL)

このブログをお読みになっている新潟県のK様からメールをいただきました。TC-K222ESLをご愛用とのことですが、不具合を自己解決されたということで、皆さんにご紹介したいと思います。 初めにいただいた …

検索

2018年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM