Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

ワンポイントメモ

SONY製カセットデッキのトレイリッド(蓋)が開かないときの対処法

投稿日:2019年10月22日 更新日:

カセットデッキの修理をしていてよく見かけるのは、トレイが破損していてリッドがピッタリ取り付けられないということです。電動トレイの機種でトレイが開かなくなったときに、閉じ込められたテープを力任せに救出しようとして破損するようです。

先日もTC-K555ESGの修理を終え、最後の最後にリッドを取り付けようとしたときに破損が見つかりました。

これは破損していないESA用のカセットホルダーですが、上下左右計4か所にリッドの爪を引っ掛けるための突起部が設けられています。ほとんどのケースで上側の片側または両側で破損が起きています。そういったケースを避けるためと思われますが、ESA以降は写真のように突起部に補強が施されています。ただし、その反面、リッド側のツメが破損することもあります。

では、実際にご自分で閉じ込められたテープを取り出すためにはどうしたらよいかということを以下記載しますので、お困りの方はご参考としてください。なお、この方法は、ESG以降のモデルが対象となります。

イジェクトボタンを押しても無反応です。

コンセントを抜いて(重要)、カバーを開けます。

メカ向かって左側の様子です。

わかりやすいように、ジャンクメカで説明します。トレイのロック機構はホルダーの金属製の突起部を引っ掛ける形になっています。

つまり、写真のようにロックする箇所を指で押してやると

トレイが少し開きます。これでリッドが脱着可能になりました。

カセットテープもその隙間から救出可能です。

以上となりますが、不要デッキをHARDOFFなどで処分しようとしたときで、大事なテープが閉じ込められている場合にご参考となれば幸いです。

-ワンポイントメモ
-,

執筆者:

関連記事

【SONY】ESXモデル等の照明ランプ改善

最近、困っているのが、SONYのカセットデッキのうち、ESXやESRモデルなどのランプ問題です。 これはESRモデルのメカです。 化粧パネルの裏側には、黄色のプリズムが取り付けられていて、 そのプリズ …

カセットテープのサイズ

カセットテープは、テープのグレード(Normal,Crom,Metal)や製造メーカーの違いで特性がかなり異なりますので、修理後の動作チェックを行う際には、数種類のテープを用いて行うことにしています。 …

電解コンデンサーの液漏れ

今日はSONYのTC-K555ESGの整備を行いましたが、このモデルは他モデルよりも整備に手間が掛かります。 それは、オーディオ基板上の電解コンデンサーの交換です。計20個以上使用されています。 取り …

決して回さないでください。

カセットデッキは「メカ」と「電気回路」を組み合わせた電気製品なのは言うまでもありませんが、ほとんどの機種において、そのいずれも「調整」することが可能なように作られています。 なぜかというと、経年変化や …

グリップとスリップ

カセットデッキにおいて、テープを巻き取るリールを回転させるメカニズムは、SONYのTC-K555ESLなどに多く採用されているギヤ式のアイドラーと、 A&DのGX-Z9000、9100に採用さ …

検索

2019年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM