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GX-Z9100EX

A&D GX-Z9100EX

投稿日:2023年1月9日 更新日:

A&Dの3ヘッドデュアルキャプスタンカセットデッキ、GX-Z9100EXの修理依頼をいただきました。

EXモデルは、メカは無印の9100と同じですが、回路がリファインされています。

電源をONにするとトレイが勝手に開きます。

再生が2秒ほどで停止するということでしたが、動作確認時は再現されませんでした。しかし、巻きとりトルクがかなり弱くなっていることがわかりますので、アイドラーゴムのスリップが原因と思われます。

カバー、底板、フロントパネルを取り外してメカを取り出します。

カセットホルダーと化粧パネルを取り外します。

ピンチローラーは表面が光っています。硬化が進行していますので交換が必要です。

じっくり見ないとわかりませんが、テープガイドが補修されています。

古いグリスが除去されていますので、以前にメンテナンスを受けています。

そのため、ヘッド周りの動作は良好です。

ピンチローラーを交換します。

左右リールとアイドラーを取り外します。

劣化したゴムリングを交換します。

ゴムリングが接する面を脱脂します。

メカ背面の基板を取り外します。

異音を発していたモーターと、硬化しているベルトを交換します。

オートセレクタ用のスイッチ接点を磨きます。

新しいベルトを掛けて組み立てます。

動作確認を行います。再生良好、

巻き戻し等も良好です。

今回はピンチローラーアームの脱着を行っていませんが、以前に誰かが整備していますので、念のためテープパスの点検を行います。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し速度の点検を行います。

ヘッドアジマスはOKです。

バイアスキャリブレーション後に録再バランス調整を行います。

ここで新たな問題が発覚しました。OUTPUT端子に接触不良が見られます。

コントロール基板を脱着して、半田割れが起きているところを再半田します。

録再状況を確認し、修理完了です。

-GX-Z9100EX
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