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KX-1100G

KENWOOD KX-1100G

投稿日:2023年1月11日 更新日:

KENWOOD製KX-1100Gの修理依頼をいただきました。

当店のブログに記載された症例と同じということで、ご依頼がありました。

テープ走行するものの、音が出ないといった状態です。この機種に頻発する症状です。

カバーを開けます。メイン基板の特定の電解コンデンサーが故障しやすいので、点検を進めます。

一発で引き当てました。C98(470μF/10V)です。ショートモードで故障しています。このことについては、以前に記事にしていますので、詳細は以下ご覧ください。

KENWOOD KX-1100G 電源ライン故障

ということで、故障していたコンデンサー以外にも、故障しやすいコンデンサーも同時に交換を行います。

しかし、状況は改善されません。

再度点検を行うと、上記記事とはやや異なりますが、7.6Vラインが死んでいることがわかりました。

関係するQ29(2SC1685)を取り外して点検します。予想通り故障しています。

代替品の2SC945に交換し、無事復旧しました。右写真は今回交換したパーツです。

メカのメンテナンスに移ります。ハウジング内の化粧パネルを取り外します。

これもこの機種のウィークポイントです。バックテンションベルトが溶け切れています。

溶けたベルトを綺麗にふき取って、新しいベルトを掛けて組み立てます。

カムモーターユニットを取り外します。

無負荷状態にして電圧を加え、数時間程度空転させます。リールモーターも同様です。

汚れた接点を清掃します。

キャプスタンベルトが緩めです。

新しいベルトに交換します。

ピンチローラーとヘッドを専用クリーナーで清掃します。

検出スイッチの接点を磨きます。

メカを本体に戻して動作確認を行います。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し速度の調整を行います。

ヘッドアジマスの調整を行います。大幅な狂いでした。

録再バランス調整を行います。

テープポジションの異なる複数のテープで録再状況を確認し、修理完了です。

-KX-1100G
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