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GX-Z7100

A&D GX-Z7100

投稿日:2023年1月29日 更新日:

A&Dの人気機種、GX-Z7100です。

1年ほど前に整備品として購入されたものの、動作不良となったということです。

この機種で心配なのは、テープガイドの破損です。点検を行ったところ、破損はあるものの、補修されていました。

再生ボタンを押すと、ピンチローラーとヘッドが上がり、テープ走行して再生音は出ましたが、「ギーギー」と鳴り続け、そのうち停止してしまいます。

カバーと底板、フロントパネルを取り外してメカを取り出します。

分解を進めます。

補修されたテープガイドです。他機種用のテープガイドを貼り付けています。これはこれで問題はありません。

カセットホルダーを分解します。ホルダー両サイドのスプリングが変形しています。

脱着して加熱整形します。

ヘッド周りに固着は見られません。

硬化しているピンチローラーを交換します。

ヘッド周りを分解します。

以前整備された方が処置したグリスです。このタイプは経年により固まり動作不良の原因となりますので、揮発性の低いシリコングリスに置換します。

リール周りを分解します。

アイドラーゴムを交換します。

ゴムリングの当たる面を脱脂します。

メカ背面の基板を取り外します。

品質の悪いベルトを交換します。当店では国内の工場に発注したベルトを使用しています。

異音を発していたカムモーターユニットです。

ここも品質の悪いベルトが使用されていました。かなり柔らかい材質ですで形状も均一でありません。

モーターを交換します。

ゴムベルトを交換します。これも国内製造されたものです。

オートセレクタのスイッチ接点を磨きます。

元通り組み立てて本体に戻し、動作テストを行います。

ミラーカセットを用いてテープの走行状態を目視点検します。

315Hzの信号が記録されたテープを再生し速度の調整を行います。

ヘッドアジマスの調整を行います。

キャリブレーション後に録再バランス調整を行います。

テープポジションの異なる複数のテープで録再状況を確認し、修理完了です。

-GX-Z7100
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