正月休みも終わりに近づきましたが、筆者はオーディオ三昧の毎日です。
今日は朝早くから、自作の真空管アンプにX-10R(オープンリールデッキ)という超レトロな組み合わせでの音楽鑑賞です。
ところが、再生を開始したところ、リールが高速回転して音が出ません。
原因は、ピンチローラーアームが固着して動きが重くなっていることです。指で押し上げると再生できますが、今度は元に戻ることができません。早速修理に着手しますが、休暇中なのに突然仕事に切り替わってしまいました。
ピンチローラーを取り外します。指で回すだけです。
化粧パネルを外します。
動きを観察し、どこが原因か突き止めます。おそらく支点部です。
アームを取り外します。
硬化しているグリスをアルコールで拭き取ります。
動きが滑らかになりました。
無事復活しました。真空管がほんのりと光り、リールがゆっくりと回転する様子を見ていると心が落ち着きます。
本年もよろしくお願いいたします。