ナカミチのZX-5です。
半年ほど前に整備品として購入されたものの、少し前から途中停止する状況が見られ、遂には操作を受け付けなくなったということです。
当店の動作テストでは、最初は正常に動作しましたが、
お話しにあったとおり、動かなくなってしまいました。モーターや接点に不具合を抱えているようです。
カバーを外してメカを取り出します。
バックテンションベルトには問題は無いようですが、後ほど交換します。
トレイ開閉を検知するスイッチ接点を磨きます。
左右リールとアイドラーを取り外します。
整備ミスです。動作時にトレイをロックするレバーがキチンと取り付けられていません。
コントロールモーターユニットを取り外します。
スイッチ接点を磨きます。
代替モーターと交換します。
リールモーターユニットを取り出すために分解を進めます。
スペーサーが無くなっていましたので、手持ちの部品を取り付けます。
リールモーターを分解し、内部接点を磨きます。
元通り組み付けて慣らし運転を行います。
キャプスタンが貫通する部分を清掃し、グリスアップするとともに、ベルトを交換します。
ここで一度動作テストを行います。音が籠り気味です。
再生ヘッド、録音ヘッドともにアジマスが大幅に狂っていました。特に録音ヘッドは、故障しているのかと思うほどの狂いでした。もちろん調整後は良好な状態になりました。
続いてオレンジキャップの交換を行います。この機種では、サイドパネルとスイッチ基板の脱着を伴います。
全交換しました。
動作確認を行います。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。315Hz丁度でないのは、数値は僅かに上下しますので、撮影のタイミングによるためです。
テープポジションごとに録再バランス調整を行います。
テープポジションの異なる数種類のテープで録再状況を確認し、修理完了です。


































