AIWA製EXCELIAXK-S9000の修理依頼をいただきました。
ひと月ほど前からトレイ開閉ができなくなったということです。この機種では定番の故障ですので、いつもどおりAMTSシステムのベルト劣化が原因かと思いましたが、今回は違いました。
イジェクトボタンを押してもモーター音すら聞こえませんので、いつもとは状況が異なります。
カバーを開けて、AMTSのカムギヤを指で回しましたが、かなりの抵抗感です。ギヤが固着しているのでしょうか?
それでも何とか開くようになりましたが、
テープをセットしてCLOSEしてもすぐに開いてしまいます。やはりベルトが劣化してスリップしているのでしょうか?
メカの状態を観察していると、最後のひと押しが弱く、カセットを検知するスイッチがONにならないことがわかりました。
ただし、不思議なことに、たまに再生可能になります。
トレイが閉まる時に引っ掛かることがありましたので、よくよく観察すると、写真中央のトレイの可動部を接続するビスが無くなっていました。
内部に転がっていました。
メカを降ろします。
この部分です。元通り取り付けてネジロック剤を処置します。
完全復活しました。
315Hzの信号が記録されたテープを再生し、速度を調整します。
ひととおり動作状況を確認し、修理完了です。




















