今回は、SONY製のESモデル(ESG以降)のお話しです。
ESモデルでは、シリーズによって詳細は異なりますが、写真のようなメカが搭載されています。
キャプスタンモーターは、クォーツロックのDD仕様となっていますが、フライホイール側にモーター基板、その裏側にもクォーツロックのための発振器が取り付けられた基板があります。
このキャプスタンモーターの故障と言えば、基板上の電解コンデンサー液漏れが代表的なものです。症状は、モーターが「ヒューン」という音を立てて高速回転するというものです。
今回も同様の症状でしたので、電解コンデンサーを交換しましたが、不具合は改善されませんでした。液漏れで傷んだ基板の導通チェックも行いましたが、異状は見られません。
以前も同様のケースがあり、そのときは、原因がわからず手持ちの基板と交換して修理を終えましたが、今回は少し時間的な余裕があったので、原因を突き止めることにしました。
怪しいのは、さきほどのモーター基板の裏側の基板です。今回初めて知りましたが、名称はコンパレーター基板といいます。
構成はシンプルです。最初に電解コンデンサーを交換しましたが、そうではありませんでしたので、次にIC(RC4558P)を交換しました。
モーターユニットに電圧を印加します。無事不具合は解消されました。試しに、以前原因のわからなかった基板も捨てずに持っていましたので、同様の修理を行ったところ復活しました。
このIC自体が壊れやすいのか、モーター基板の電解コンデンサー液漏れによる高速回転が悪影響を与えたのかはわかりませんが、いずれにしても故障しやすいパーツのひとつのようですので、今後は注意が必要です。










