SONY製DATデッキ、DTC-55ESです。
私も40年近く使用している機種です。
再生と早送りは可能です。ただし、早送り時に何かを引きずっているような「ギーーー」という異音が気になります。
巻き戻しはNGです。
カバーを開けてメカを取り出します。
裏返してドライブ基板とモーターユニットを取り外します。
これはメカの動作状態を検知するロータリーエンコーダーですが、ギヤが割れていますので後ほど処置します。
ギヤ類を分解し、古いグリスを拭き取って注油やグリスアップを行います。
リールユニットです。パッドが脱落しています。
リール台を取り外します。ブレーキのパッドも位置ずれや摩耗しています。
分解してパッドを張り替えます。
こちらも修正します。
カートリッジホルダーを取り外します。
標準装備のスポンジ製ヘッドクリーナーはヘッドチップを痛めますので撤去します。すでに変質してボロボロでした。
ドラム表面が僅かに侵食されていましたので研磨します。
カチカチに硬化しているピンチローラーを交換します。
指先のカートリッジ検出スイッチに接点復活剤を処置します。
ロータリーエンコーダーを取り外します。
部品は入手できませんので、ワイヤーを埋め込んで補強し、接着固定します。
ローディングベルトを交換します。
動作テストを行いましたが、酷い雑音です。
テープパスが大幅に狂っていましたので調整します。念のため、オーナー様にその旨お知らせし、ご了解をいただきます。
ヘッドホンVOLのガリに対しては、パーツ背面から接点復活剤を処置します。
モード別、入出力別の録再状況を確認し、修理完了です。








































