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オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

DTC-ZE700

SONY DTC-ZE700

投稿日:2018年7月15日 更新日:

久しぶりにDTC-ZE700の修理依頼がありました。

中にテープが閉じ込められていて操作不能ということです。

電源をONにすると、即座にCAUTION表示が出て、まったく動作しません。トレイも開きません。

カバーを開けて、メカの状態を確認します。テープは引き出されていません。ローディングメカが固着しているようです。

手動でプーリーを回してトレイを開きテープを取り出します。

メカを本体から取り出して分解していきます。

メカ底部の基板を外してリールメカにアクセスします。

故障1点目、可動式テープガイドのプラスチック製レールが割れて変形し、間隔が狭まっておりテープガイドが上手く動きません。

故障の2点目、このローディングギヤのグリスが固まって回転しません。

ここでメカの点検は終了です。オーナー様に状態を報告し、修理に移ります。

キャプスタンモーターを外して左右のガイドレールにアクセスします。

写真中央部に割れが見られ、間隔が狭くなっていますのでヤスリで削ります。

テープガイドがスムーズに移動するようになりました。

次の故障個所です。ギヤを外すと、中心軸にグリスが固まっています。アルコールで除去し再グリスします。今度はシリコングリスを使用しますので同じ故障は起きません。

ブレーキパッドの脱落等はありません。回転部分の摩擦を低減するため、左右リールのメンテナンスを行います。

土台、スプリング、リール台の接触する箇所に微量のグリスを塗布します。

これはメカの可動部を固定している樹脂製の留め具ですが、写真のように割れて脱落し最終的には不動となります。計8か所ありますので、抜け止めの処置を施します。

最後にトレイメカです。可動部の摩擦が大きくなって、トレイが「開ききらない」「勝手に閉まる」不具合が起きますのでグリスアップします。

本体にメカを組み込んで動作点検です。テープパスの狂いもありません。VOLのガリ修正、録再チェックを行い、

修理完了です。ZE700の修理は当店にお任せください。

 

-DTC-ZE700
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