Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

DTC-1000ES

DTC-1000ES コントロールモーターの劣化

投稿日:

DTC-1000ESをご使用されている方で、テープをローディングするときにモーターの音が弱々しく感じる方は多いかと思います。

DATデッキは、テープをセットすると、可動式のテープガイドがモーターの力で動作してテープを回転ヘッドに押し付けるというシステムになっていますが、DTC-1000ESの場合は、

モーターの回転をウォームギヤを介して伝達する構造になっていますので、ローディングの速度も他機種と比較して低速になっています。ただ、「低速」と「不安定」とは異なりますので、今回は不安定の原因と対策を記事にしたいと思います。

不安定というのは具体的に、テープをローディングする際の音が、「ウィーーーン」ではなくて、「ウィーウィウィーン、ウィウィーン」と波打つ状態を指します。

これは、使用されているコントロールモーターのブラシ部の接触不良が原因です。最良の改善策は「新品交換」ですが、これは現時点では難しいと思いますので、どうしたらこのモーターを改善できるかということになります。

一つ目は、「分解してブラシの清掃を行う」ことですが、このモーターは小型サイズですので、分解したものの、元に戻らないという可能性がありますので、できれば避けたい方法です。

二つ目の方法は、「モーターの回転を利用して接点を改善する」ことです。このモーターは非常に出番が少なく、接点の表面に酸化が生じやすいため、モーターを積極的に回転させてその酸化被膜を除去しようというものです。

やり方は簡単です。

モーターに3V程度の電圧を印加し、回転させます。最初は非常に不安定であった回転が、10分ほど経過すると、力強く一定の速度で回転するようになります。念のため、プラスマイナスを逆に接続して回転させ、モーターのメンテナンスは完了です。

動作良好です。DTC-1000ESの修理のご相談は当店まで。

-DTC-1000ES
-, ,

執筆者:

関連記事

DTC-1000ES トレイ開閉不良

DTC-1000ESは、水平ローディング機構を採用していますが、構造が複雑なためか、ここに不具合が発生することは比較的多いように感じます。 今回の機体は、トレイがまったく開かないという故障を抱えていま …

SONY DTC-1000ES トレイ開閉不良

以前当店で修理したDTC-1000ESです。 トレイが完全に閉まらなくなったということですが、動作確認時は不具合は再現しませんでした。しかし、このままお返ししても再発の可能性がありますので、メンテナン …

SONY DTC-1000ES

昨年当店で修理したDTC-1000ESですが、CAUTION表示が出て再生不可状態になったとご連絡をいただきました。   機器をお送りいただきましたので、早速点検を行います。カートリッジをセ …

SONY DTC-1000ES

SONYのDATデッキ1号機、DTC-1000ESです。 最近入手されたということです。当初はローディングまで可能だったものの、 遂にはテープが閉じ込められたままとなり、今回の修理に至りました。 カバ …

SONY DTC-1000ES

以前DTC-1000ESを2台当店で修理された方から、実家に置いてあったもう一台の1000ESの修理依頼をいただきました。 トレイ開閉はOK,テープ走行不可というものです。 リールが回転していないよう …

検索

2018年8月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM