Audiolife - Enjoy your audio life!!

オーディオライフ:カセットデッキ、DATの販売・修理を行っています。故障でお困りの方はご連絡ください。

日記

ピンチローラーの硬度

投稿日:2019年2月6日 更新日:

カセットデッキもDATデッキもテープを安定して走行させるためにピンチローラーを使用しています。

ピンチローラーは基本的にはゴムが用いられていますので、経年劣化を免れることはできず、劣化により硬化しテープ走行の乱れや音飛び(DAT)などが発生します。

当店で扱うカセットデッキもDATデッキも製造されてから20年以上経過していますが、日常のメンテナンスの有無や温度・湿度などの使用環境によって劣化度合いがかなり異なりますし、過去の修理の際に既に交換されている場合もありますので、オーナー様の希望がある場合を除き、ピンチローラーは実際の状態を見て再利用か交換かを判断しています。

それでは実際、どれくらい硬化が進行しているのかを測定するため、今回「硬度計」を入手しました。AMAZONで2000円ほどで購入できます。

 

使用方法は簡単です。硬度計の先端を押し付けるだけです。ただし、押し付け方で多少値が変わるので何回か測定する必要があります。写真は3mm厚のゴムシートですが、74を示しました。数字が大きいほど硬いということになります。

続いて新品のピンチローラーです。これも74です。これくらいの値が基準となるようです。

続いて修理中に目視等で「要交換」と判断したものです。78です。

最後は、カチカチに固まってテープがスリップしていたDATデッキのピンチローラーです。84と非常に大きな値を示しました。

計測値はゴム厚や測定箇所によって若干の幅が見られるようですが、今回の実験から、交換の指標とできることが確認されましたので、今後はこれまでの目視点検に加え、この硬度計での計測結果を踏まえ交換の是非を判断したいと思います。

-日記
-, ,

執筆者:

関連記事

ゴムベルト

ゴムベルトを注文しました。 国内の工場にサイズとゴム種別を指定して500ケ発注しました。 A&D(AKAI)のGX機用キャプスタンベルトです。幅は異なりますが、SONYのTC-K(ES)シリー …

ドイツからの小包

昨年末、ドイツ人の方からメールをいただきました。その時のいきさつについては、以前記事にしましたので、以下ご覧ください。 ドイツからのメール 今年に入って、私がお届けした部品を使用して、機器の改造が無事 …

愛車トラブル

今日はオーディオとはまったく無関係な車のトラブルの話です。 私の仕事場は自宅を兼ねていて、そのため私が自動車を運転するのは週に1回程度なんですが、そういった状況にも関わらず、もう30年近く乗り続けてい …

輸送中の破損に注意!

先日オークションでGX-Z9100EXのジャンク機を落札しました。左側のテープガイド破損があるとのことですが、スペアパーツを持っていて特に問題にはならないので入札しました。外観も写真で見る限りまあまあ …

TC-R6完全復活

先の震災で外装の一部を破損したTC-R6ですが、意外と早く必要なパーツを入手することができました。 テープを固定し支える「リール台」です。オークションでTC-R6の姉妹機のTC-R7-2のパーツを出品 …

検索

2019年2月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  

住所
066-0038
北海道千歳市信濃3丁目11-1-1
Audiolife 代表:小西隆幸
050-3717-0768(現在、電話での修理受付は行っておりません。当店へのご連絡はページ上部の「お問い合わせはこちら」をご覧ください)

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土: 9:00 AM – 12:00 PM